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アイルトンの生まれた日

忘れない。
青と白の車が壁に吸い込まれていったあの映像を。
忘れない。
アナウンサーの絶叫を。
忘れない。
あなたが見せてくれた総てを。
忘れない。

その人への想いがあまりに強すぎると、それはその人にとっては重荷でしかなくなる。
たぶん、私もセナに対しての想いは、ファンであること以上の想いがあったのだろう。
セナのいなくなったF1に、それまでほど深くのめり込むこともなかった。
私は、セナが事故を起こした原因の一つ、さらに開幕から不振だった原因の一つは、動かないマシンに苦しむ彼への、「期待」を通り越した、大きすぎるプレッシャーの存在もあったと今でも考える。
そう。
私も、そのプレッシャーの一人だったのだと。
セナを殺した、その一人だったのだと。

だから。
忘れない。

呼ばれて出てきて倒されて