夏の大三角
琴座のベガ、白鳥座のデネブ、鷲座のアルタイル。
たとえ地上は雨であろうとも。
雲の上は快晴。
かつて。
日本では、たとえ雨であろうとも、彼らを見ることができた。
航空機の愛称として、日本のどこかを飛んでいた。
欠航となるレベルの天候や整備の日を除いて、どこかにいた。
ベガであるJA8982。デネブのJA8945、アルタイルはJA8983。
JA8945はB777-346。
ほかはB777-246。
スポットの配置によっては、彼らを天の形に並べることも可能だった。
たとえば大阪伊丹空港の17番、18番、19番。
今は。
ベガ、そして先日アルタイルが退役して、夏の大三角を構成する星であった機材はデネブのみ。
さびしいなぁ・・・